農をつなぐ、笑顔をつなぐ。
耕作放棄地の拡大、担い手不足など、多くの課題を抱える日本の農業。 一方で、農に希望や誇りを持ち、おいしい野菜や果物を 育てることに、全力を尽くす生産者がいます。
彼らが笑顔で農業を続けられる未来。 そんな未来の実現には、 生産者同士がつながり、共存共栄を目指すこと、 そして、生産者と消費者がつながり、 時代の移り変わりの中で生活から遠く離れてしまった 農への理解を深めることが必要です。
つくる人と食べる人、 農村に暮らす人と都市に暮らす人。 社会での役割も、暮らす場所もちがう人たちが、 農を通じてつながり、囲炉裏を囲んで談笑するような、 なごやかな「和」が生まれる。 そんな社会の実現を農家団欒では目指しています。
農家団欒の事業
「農」と「人」をつなぐ
都市に住む人に農を身近に感じて楽しんでもらう場として、神奈川県相模原市でブルーベリーの摘み取り園を運営しています。
「農」で「笑顔」をつなぐ
鮮度とおいしさにこだわった果物と野菜の販売店を2021年7月オープン予定。旬の農産物をそのままはもちろん、カットフルーツやサラダなど、手に取りやすいかたちに加工調理して提供します。
「農」を「次世代」につなぐ
相模原市緑区(旧津久井地区)と遊休農地と、勝沼市の継承者不在の桃園を活用して、各種野菜とブルーベリー、桃を生産しています。さらに、相模原市の農園では一般社団法人東京都農業会議と連携し、就農希望者の研修を受け入れているほか、地域の新規就農者の雇用、援農ボランティアの受け入れなどを行っています。
農家団欒の「和」に参加する
農家団欒では、農業を次世代につなぐため、農業体験の提供、援農ボランティアの受け入れ、農業を仕事にしたいと考える方向けの就農研修などを行っています。また、ひきこもりがちな人や生活困窮者を対象にした自立支援にも取り組むなど、農業の新しい価値の創造を目指しています。
農業に携わってみたい、就農を検討しているといった個人の方はもちろん、農を通じた支援の連携先を探している団体、行政、学校のご相談もお受けしています。お気軽にご連絡ください。